不登校
- 神栖心理相談室
- 5月1日
- 読了時間: 2分

新年度が始まって、1ヶ月が経ちました。子どもたちは、新しい学校や学年になり、必死に、その環境になじもうとした1ヶ月ではなかったしょうか。
「5月病」というコトバがあるように、新しい環境になじもうとした負担が、身体やこころの症状にでやすい時期とされています。また、学校を欠席する子がでやすい時期と考えられます。
さて、文部科学省『令和2年度不登校児童生徒の実態調査 結果の概要』によると、最初に学校に行きづらいと感じ始めたきっかけは、下記の通りです。
【小学生】
➀「先生のこと」、➁「身体の不調」、➂「生活リズムの乱れ」の順で高い割合。
【中学生】
➀「身体の不調」、➁「勉強が分からない」、➂「先生のこと」の順で高い割合。
この調査の中で、小学生・中学生ともに、2割強は「きっかけは何か自分でもよく分からない」と回答しています。
子どもが学校を休み始めた時、親は「何が不安なの?」「何か嫌なことある?」と原因を見つけて、なんとか取り除きたいと考えますが、子ども自身も何が原因なのか分からないことも多くあります。
まずは、身体を休める時間をとることや、こころをリフレッシュする時間を意識して取ることを、この時期の子ども達には進めています。
また、各市町村には、学校に行きづらさを感じている子どもたちのために、適応指導教室があります。下記のリンクをご参照ください。
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